2022.1.8 中川コージ氏のお話。

■中国は、2049年に米国を凌駕するという計画をもとに着々と動いている。

 2020年米国トランプ政権の中国に対する締め付けは厳しかった。中国としては、ありとあらゆる手段を使って、この攻撃を封じようと動いていた。孔子学院という中国思想浸透戦略、中国マネーを使って、米国企業やマスコミを動かした。そして、米国の反トランプ勢力に加担して、米国大統領選の不正にも協力したと言われている。大規模な不正選挙により、トランプを追い落とす目的を果たし、たくさんのスキャンダルの種を持ち、また盟友であるバイデンなどの拝金主義者たちの政権を誕生させた。バイデンはマスコミの前では、中国に対する強硬姿勢を示しているが、裏で通じているので、思い通りになる、と考えていると思われる。

 強力な敵・トランプがいなくなったこともあって、計画通りに中国国内の整備・調整を開始した。2020年、国の枠からはみ出そうとしたジャック・マーグループをつぶしにかかった。2021年には、行き過ぎたバブルを生みだしてきた恒大グループを締め付けて打撃を与えた。これを単年度的にしか見れない日本は、文化大革命に戻ったとか、バブルを崩壊させて自分の首を絞めている、と大騒ぎしているが、中国の大局観からすると、単に力が充実してきたので、目をつぶってきた、ごみをはらっているに過ぎない、とのこと。2021-2025年は、調整期間、基盤を固める時期。2030年から成長を加速する計画。

■中国で民主主義大会を開催。

 彼らにとっての人権とは、中国全体の為であったり、長期的な人権を守るための人権であって、個人的な人権や短期的な人権よりも優先するものが当然ありますよ、ということ。(これは、同感)それに比べ、欧米日の民主主義って何なの?下らない人権団体に振り回され、大事なことができない、情報操作・情報統制によって個人の意思や権利なんて無視されて、共産主義社会のように、より大きな力(DSなど)に振り回されすぎてる。お前ら馬鹿なんじゃないの、って思っている(裏でシナリオを描いている連中は)民主主義の元、金や情報を使って思い通りに操ってきたけれど、今回、目覚めた大衆は、真実やトランプを信じようとした。そこで、司法や警察、選挙システム、マスコミなどあらゆる力を悪用して、無茶苦茶なことをやって、操り人形のバイデンを政権の神輿の上に乗せた。この無茶苦茶ぶりを見てる人は見ている。さらには、このコロナパンデミックのお祭り騒ぎやこれからの気候変動問題のうさん臭さを感じ始める人も目覚め始めてきている。

■欧州が、中央アジア諸国に38兆ドルもの資金を融資すると発表。

 まず38兆ドルがどうなのか。中国はすでに何百兆、何千兆もの資金提供を行ってきている。欧州のお金の条件が「民主国家になれば」なのに対して、中国は条件なしで提供しますよと言っている。まったく、欧米は勝ち目がない戦いを行っている。

 中国はすでに世界130か国以上の国々と資金提供の協定を結んでおり、一帯一路構想や中央アジア協定などで協力に結びついており、洗脳機関のマスコミは、世界は中国包囲網で中国に圧力をかけているというけど、全然安心できるものではない。中露同盟は強固であり、ここにきて、クアッドの仲間だと思っていたインドがロシアと軍事同盟を結んだ。インドは中国が嫌いなので、すぐに中露印の三国同盟が成立したわけではない。しかしながら、三国の結びつきは、米国の脅威になる。それだけ、欧米の侵略の歴史を嫌っている、介入が嫌われている。欧米のキリスト教国は、昔からどれだけ、中東に侵略してきたか。アフリカ、アメリカ、アジアの諸国をぼろぼろに侵略し、原住民を殺戮し、資源を奪ってきたか。日本に安倍晋三がいたから、仲を取り持ってきたが、インドは米国を本当に嫌いだ。ちょっと油断したら、日本のように属国にされ、無力化されてしまう。世界はわかっている、欧米の口車に乗ったら、根こそぎ奪われてしまうと。

(自国の独立を保つためには、ロシアの力が必要だし、中国が必要なのだ。そして、将来の大国であるインドを味方につけたい。<自分の心の声>)