2022.4.13 フランス大統領選・ルペン氏(及川幸久)

■「極右」ではなく、「反グローバリスト(愛国者)」

 フランス大統領選でマクロンに次いで票を集めたのがルペン。そして、欧米メディアは、ルペンのことを「極右」だとレッテルを張っている。しかし、「極右」というレッテルからは、まるで本質が見えてこない。マクロンは「リベラル」ではなく、グローバリスト、そして、ルペンを「反グローバリスト」とするとわかりやすい。

 ルペンは、トランプの思想と同じだと言っていたらしい。そして、プーチンを尊敬している。つまり、共通するのは、「反グローバリズム」であり、「国を守る、国民を守る思想」なのだ。このルペンのお父さんが、その政党を作ったのだが、ルペンのお父さんは、数年前に日本にやってきて、靖国神社を参拝した。つまり、国を守った先祖の魂を大事にしたい、ということだった。

■米国では、増え続ける愛国者を、無法の力で押さえつけた

 米国の民主党も、共和党も、そんなに変わらない。つまり、「グローバリズム」なのだ。そして、トランプは、「反グローバリズム」だった。だから、米国民は、トランプに希望を見出し、支持した。そして、米国を支配するグローバリズム勢力の全てが、悪事の限りを尽くして、トランプをつぶそうとした。民主党、そして、共和党、マスコミ、司法、警察、諜報機関、警察、全てと言えるくらいに。全力の悪事をもってしても、トランプには8000万票の支持が入った。だから、不正マシーンなどを使って、トランプの票を削り、それ以上の数字をバイデンに作りこんだ。