伊藤貫「ウクライナ情勢について②」

ウクライナでの米ロ代理戦争を受けての米国選挙状況

 (ワクチン同様)この作られた戦争に反対する上院議員は、共和党で1人(ランドポール議員)。共和党下院で30-40人(トランプによって目覚めた人々)、黙っている人も含めると、1/3はロシアいじめ戦争反対。民主党も、秘かに反対しているはいるけど表明できない。あのサンダースでも裏の事情は分かってはいるけれど(本音は批判したいが)、現在、民主党議長となっており、民主党案を通過させる任務を負っている。現在、50対50で、一人の離反者も許されない危機的状況。秋の中間選挙民主党は惨敗すると予想されている。通過させる唯一のチャンスであり、不満を口にすれば、民主党は総崩れになる。

■ 反ユダヤ勢力

 反ユダヤ(=反ユダヤロビースト、反ネオコン)は、保守よりも左翼からの反発が強い。英国では、労働党に反ユダヤが多い。グローバリズムは、全世界の労働者から搾取する存在。支配階級による世界規模の搾取体制が、グローバリズム。(なるほど!)

■DSにとって、トランプは平和主義すぎて、役に立たなかった。

 トランプは、いつでも戦うぞ、とかますけれど、交渉の一つであり、人殺しなんてとんでもないと考えている人。だから、習近平と懇談中にシリアに100発のミサイルをぶち込んだが、「人が死なないところへ100発ぶち込め」と命令していた。状況的には、民主党やネオナチからの圧力に抗しきれない状況だったところだったらしい。

プーチンも平和主義者

 プーチンも、民間人を殺すなと命令していて、だから、ネオナチは(ゼレンスキー大統領も)民間人を盾にして(逃げるな、最後まで戦え)と言ってウクライナ人を脅し、ロシア軍は攻撃できないことを知っていて、笑って、ロシア兵を殺しまくっていた。

プーチンはDS・米国の悪だくみを見抜いてそれを指摘する目の上のたん瘤。

 米国は、シリア内戦時に化学兵器でシリアの民間人を殺し、シリアの虐殺をアピールしたが、ロシア・プーチンに「化学兵器を使っているのは米国支援の反政府テロ組織だ」と暴露されていた。ウクライナでは国内二十数か所も化学兵器工場があり、これを運営支援しているのが米国、カナダなどであった。これを使用しようとしているのを察知して、ロシア軍が急襲した。先日、ウクライナ化学兵器工場から逃げるカナダ元将校が逃げそこなってつかまっていた。なぜか、カナダトルドー首相がいきなりウクライナに飛んでいた。(カナダの悪だくみがばれるかと、いてもたってもいられなくなった?)

■保守の顔をした反日(カポー)

 保守の顔をした、読売新聞も産経新聞も、米国の顔色を窺う、反日組織である。ちゃんと勉強している元自衛隊の方は、よく独自に勉強していて、「日本は核を持たないと、安全を守れない」というが、古森駐米特派員(産経)は、「日本は米国の核の傘に守られているので不要」と米国による植民地支配の構造を擁護した。「米国からの独立は、許さない」という前提をマスコミは徹底して叩き込まれている。

 米国の植民地であるなら、米国を支配している、国際金融資本の奴隷であるのだから、この命令に逆らうことは許されないと、官民中枢に行きわたっているということか?ワクチンは打たせろ!ワクチン批判は黙らせろ!問題はすべて隠ぺいしろ!そういうことならば、テレビ、新聞、政府の動きは理解できる。ロシアは悪だ!プーチンは悪魔だ!日本は正義の欧米連合に積極的に協力していこう!

■完全に米国の情報網、武器、作戦で戦争している(ウクライナ人は駒)

 ロシア艦隊の旗艦が沈められたのも、ロシア将校が次々に殺されているのも、米国の力なくしてはあり得ない。つまり、米国は、米軍兵は出していないが、戦争に参加しているのも同然なのである。ということは、米国がこの件から出ていかないと、米国土にミサイルを撃ち込むぞと宣言すればどうだ。

ネオコンの共通する人物像

 ネオコンの連中は、共通したものがある。とても自信家で弁舌がうまい。さわやか。思いあがっていて、傲慢。言いくるめる。自信たっぷり。日本の保守派は、ネオコンのまねをする。言いくるめまくり。

イーロン・マスクツイッターを買収?(とんでもない大ニュース、事件)

 イーロンマスクに言及。ツイッターを買収。こんなもの、そんなに価値があるものでなく、バカ高い無駄な買い物である。だけど、損得じゃなかった。マスコミも、アマゾン・サーバーも、ビルゲイツのユーチューブも、フェイスブックの奴もすべてが言論統制フェイクニュース全体主義。この流れに吐き気をもよおしていた。こいつらが大嫌いだと。1つくらい自由な言論の場があるべきだ。こんな買い物をしたら、トラブルに巻き込まれるだけ。案の定、その通りになった。イーロンマスクへの個人攻撃が始まっている。社会的に抹殺するまで攻撃をやめないだろう。それは、トランプ、プーチン、古くは、リンドバーグという米国のヒーローだった男でさえ、マスコミを使って、嘘のニュースをまき散らして、社会的に抹殺してしまった。

チョムスキー

 「ウクライナには2つの道がある。交渉による終戦と永遠の戦争である。ゼレンスキー大統領は、交渉は無理で最後まで戦うとしている。交渉による停戦がないならば、ロシアによる核攻撃はありうる。」

 6000発の核ミサイルがあるという。俺だったら、ワシントン、ウォール街、シティ、スイス、ベルギー、バチカン、最後にイスラエルに核ミサイルを発射する。欧米の各都市が復活できないように核の雨を降らせる。猿の惑星のように、滅びた地球から、何が生まれ、どう変化していくのか、見てみよう。

 なぜならば、本当の敵はウクライナではないからだ。本当の敵は、前面に出てこず、無傷で、永遠に武器を供給し続けるからだ。武器を使用するウクライナ兵、および、世界から騙されて義憤に駆られてやってくる人畜に物資と食料と武器と情報、作戦を与え続けるのだ。人畜という兵器がなくなったら、ドローンという遠隔操作の技術で徹底的にロシアを虐殺する。だったら、後ろで操る奴らの拠点を叩く。金融、兵器工場、ネットワーク、情報網、そして、利用しようとしている人畜もすべて破壊する。