読売新聞(1938年11月23日から25日にかけて(昭和13年))神戸大・宇都宮氏の寄稿。

西田昌司さんの動画で教えてもらって、見た。

■自分だけの利益を追求する(ユダヤ人)の動きを見ないと、知らないと!

 日本人はユダヤ人のことをわかってない。理解しないと危険だ。そして、ユダヤ人も我々日本人の利他的精神を理解できないし、見くびっている、という主張だった。面白い情報がいっぱい。

■今から19年前(1919年)、自動車王ヘンリー・フォード

ユダヤ人問題とは、財政及び商業上の支配、政権の□断、あらゆる生活必需品の独占、及びアメリカ言論機関を意の儘に操縦する事等に関係する問題に止まらないで現今においては文明の実生活界中にも侵入しているのである。ここにおいてか該問題は全アメリカ人の死活問題となった次第である。」

(今自分が感じていたことは、100年前からあったんだ。世界はずっと前からユダヤ国際資本に操られていたんだ。)

■英国・ファシスト連盟の指導者アーノルドリース

「英国のファッシストは、ユダヤ財閥に依って代表されている金権政治に対抗して、英国人のための真の英国政府を再建するのだ、吾々の敵は人類平等や偽善に満ちた国際主義の名に隠れて英国大衆の金を捲上げ、過激派と国際連盟国際決済銀行金本位制を武器として各国民の伝統精神を亡ぼさんとするユダヤ人である。今日、英国と仏国とが提携しているのは民族的な真の提携ではなくそれは両国政治の要衝を握っている国際的ユダヤ財閥のやっていることだ」

(これは、トランプ元大統領の言う「アメリカファースト」と一緒じゃないか。世界の国や国民のお金が、巻き上げられているんだよ、搾乳されている乳牛だよ。)

■三年前(1935年)ドイツ・ストッス少佐著「ユダヤ人と日本の戦」

「国際ユダヤ人は彼等の支配する世界経済の目的に合致せしむるため、諸民族の協力性の基調たる団結を破壊しこれを分裂奴隷化せしめ、更に永遠に亙る金の独占と投資の自由を確保するために、非ユダヤ民族をして幾代にも亙って負債を負わしめた今日の世界金現在高を数倍超過する程の厖大なる借財を全非ユダヤ民族のうちに負わしめた悪魔的な種々の戦争は、ユダヤ世界経済の目的逹成のために工夫された彼等の方策中の尤なるものである。彼等は断じて自ら戦争に参加することをしない、しかしながら彼等は他の諸力を交互に戦争に駆り立て勝者も敗者も共に従属的な生活を余儀なくするように仕向けるのである」

自由主義・資本主義は、ユダヤ資本という強者がその他の民族からすべてを奪うシステムじゃないか。米国が埋め込んだ領土問題という地雷は、米国のユダヤ人が考えたものなのか?アジア周辺国の連帯を断ち切り分断するための仕組みだね。中東での民族自決の促しや、ユーゴスラビアでの分断工作もそうか。)

■仏国の反日運動

 最近に至ってフランスの反日態度が著しく日本朝野を刺激しているが、これは必ずしも仏国民若くは仏政府を責むべきものではなく、仏国朝野に蟠踞する特殊民族の動向と見るべきものである。仏国植民相のマンデルことユダヤ名ジェロボアム・ロチルドの活躍がパリ外交界に話題を提供している。彼は米国ユダヤ人機関誌アメリカン・ヘブリューなどがフランス未来のビーコンスフィルドと激賞している有力ユダヤ政治家である。彼は世界大戦当時クレマンソーの書記官長を勤め大戦外交の裏面に暗躍した男で、虎のクレマンソーの背後にあるグレーハウンドとして外交界に有名であり、現今でもムソリーニ首相は彼をフランス政府の黒幕として睨んでいる事は同誌即ちユダヤ人自ら書いている所である。何故に彼が閣僚中の反対説を排して反日行動に出ているか?それは要するに支那における仏国ユダヤ財閥ドレヒュース等の権益擁護の同胞的感情が多分に支配しており、またユダヤ人の仇敵ナチス・ドイツの盟邦たる日本が憎いからに外ならない。進退に兔角の噂のある駐支仏国大使ナヂャール氏もユダヤ人である。彼は極東ユダヤ人王国といわれる上海の同族の誇りとする所の熱心なるユダヤ民族主義実践者である。序にいえばヒューゲッセン前駐支英国大使もユダヤ人である。更に支那における外国権益なるものを検討すれば上海、香港を中心とする国際ユダヤ財閥の権益と称しても過言でない。

■極東ユダヤ王国=上海

 元来上海は清英戦争の立役者ゴルドンユダヤ将軍が占拠し、印度から東印度曾社腕利きのユダヤ人を引張って来て経営に当らせた土地である故に、今日上海の目貫きの土地家屋利権が彼等のものである事は蓋し当然である。その中心をなすものが即ち幣制改革以来やっと日本の新聞雑誌にも名が出る様になって来たサッスーン一族である。この財閥のもとに英、米、仏、独、白に国籍を有ちその国を利用背景とする国際ユダヤ財閥が協力して支那の西南開発或いは南部支那横断鉄道―これは十二年計画で上海、南昌、香港、雲南省を通じてビルマに出るものであるが―に互に協力分担し投資しているものである。要するに上海はサッスーン一族が君臨する極東ユダヤ王国なる故に、英米等も外交官にはユダヤ人又はユダヤ人に評判のよい者を当てるのが万事に有利である。また同様の理由により、各国のユダヤ勢力がこの王国の崩壊を救援せんとし、九国条約等の古証文を楯に、国家なく、武力なき彼ら民族の唯一の武器である筆剣舌弾や黄金の麻酔ガスを以て国際的宣伝謀略戦をするのである。

■中国で暗躍した独・軍事顧問団は、反ナチのユダヤ勢力

 なお一時喧ましかったドイツ軍事顧問団の引揚げ問題はまた事変とユダヤ人問題の一トピックである。即ちファウルケンハウゼン将軍夫人はユダヤ人で将軍自身も反ナチ思想の持主であり且つ軍事顧問の中には数名のユダヤ人がいた。彼等は単なる軍事顧問ではなく国際ユダヤ財閥支那投資の橋渡しや武器売込みをやるブローカー的存在で、本国のナチ政府とは全く相容れないものであり、従ってヒトラー総統の召還命令にもなかなか応じなかったのは当然である。

■米国での反日運動

 更に今最もその対日態度を注目されている米国において英国または支那の宣伝に呼応し頻りに排日宣伝を行っているのはユダヤ系である。事実米国のインテリその他大衆は直接煽動に便なる地位に置かれているユダヤ労働団体を除けば、新聞、ラヂオ、映画等の排日宣伝に拘わらず未だ大して悪感情を持っていないのが現状である。しかしこれも長い間にはこの宣伝の効果が現れ、英国または支那の宣伝に踊らされる危険を多大に蔵している。それはこの前の上海事件の例、また遠くは米西戦争の先例が雄弁にこれを実証している。米国における新聞、ラヂオ、映画の宣伝の援支排日には近衛子もいたたまらなかった程であるが、その背後にユダヤ人の民族的感情や政策が多分に働いていることは上海の項で説いた如くである。

■イタリアの態度

 近来イタリアでは頻りに反ユダヤ的法律の発布、排ユダヤ人、民族主義鼓吹のための機関紙創刊、大学教授の反ユダヤ人的決議発表、フリーメーソン結社と関係あると独伊共に認めているロータリークラブの禁止等、漸次民族主義ユダヤ人態度を明かにして来たが、これについて英ユダヤ人機関誌ジュイッシュ・クロニクルはム首相の談として「今回の民族政策を採るに至ったのは軍事上の利害からで決して他国の模倣ではない、過去十六年間われわれの公平な政策に反して世界のユダヤ主義勢力はファッシズムと全く相容れざる敵となって現われた」と発表している。

■日本の態度

 日本においてはまだ一般に英米人とユダヤ人の区別も判らない認識程度で、従って何等具体的なユダヤ運動は見られない。日本人特有の弱者に味方する気持から、ユダヤ人迫害の世界的宣伝の影響もあり却って親ユダヤ人的ある。

反ユダヤ主義

 米国の一有力反ユダヤ人首領が「ユダヤ人の遣り口が自ら破滅を招く」といえる如く、ユダヤ民族の二千年来堅持し鍛練されて来た排他民族思想即ち""ユダヤ人は神の選民、他族は畜生""という宗教的観念並びに酷烈な民族闘争の結果である。

満州でのユダヤ王国計画

 満洲帝国出現以来安住の地を極東に求めんとし満洲に入り込まんとする運動さえ公然行われわが外交官に直接交渉を受けたものもあった。しかしこの満洲投資及び欧洲ユダヤ人五十万移民案も思う如く進展しないのに焦慮した結果、彼等は五十年計画で既に一応回収を終っていた支那に再投資を決意し、その基礎工作たる幣制改革を断行するに至ったのである。彼等はここにもまた誤判断即ち極東における日本勢力を過少に認識しこれを除外し、支那を経済的に或いは政治的に独占せんとし、日支離間的策動をやった結果が今日の日支事変を招来し、彼等支那再投資の対照が破壊され停止されるの悲運を招いたのである。しかも彼等が助けた支那人に依って大部分は破壊さるるの皮肉なる結果を見たのである。