2019.02.09 ダレスの恫喝事件

 日本が負けました、終わります、といった(8月15日)後に、侵略してきたのがソ連。それがおかしい、という議論は別として、サンフランシスコ条約で、戦勝国連合の配下になります、という条件が、「千島列島は放棄します」というものだった。

 国後、択捉は千島列島。奪われたが、奪われても仕方がないと宣言した。しかし、歯舞、色丹は北海道の半島の一部。半島が沈没して沈んで島になったもの。このため、ソ連と交渉して、歯舞、色丹は千島列島でないので返してくださいと言って、返却がほぼ決まっていた。

 その時、アメリカのダレス国防長官が、許さない、ならば、俺らも沖縄を返さない、と言って、恫喝した。これで、北方領土問題は振出しに戻った。(ダレスの恫喝事件)