2019.03.03 チャーチル

■映画「ウィンストン・チャーチル

 個人的に大好き。面白い。口が悪く、人を傷つけることを平気でするので嫌われがち。しかし、言葉が豊かで、粘り強い、率直で必要なことが分かっている。

 いい加減追い詰められて、悩み、平和交渉せざるを得ないとあきらめかける。しかし、奥さんが信じてると応援し、忌み嫌っていた国王が君を支持すると言って声なき国民の声を聞いてみたらとアドバイスする。

 会議に向かう途中で、突然車からにけだし、地下鉄へ。そこで国民と対話し、気持ちを聞き、勇気をもらう。閣外内閣で自分の気持ちをスピーチ、多くの議員たちから支持をもらう。彼らの支持を胸に議会で徹底抗戦を訴える。感動的なスピーチだ。それは、反対勢力の気持ちもつかみ、英国はドイツに徹底抗戦する方針で一体となるところで終わる。

 チャーチルがいなかったら、第2次大戦は、ベルギーオランダ、フランスに続いてイギリスもあっけなく負けイタリア、ドイツ、日本の勝利で終わっていたはずだ。あの粘り、人々を動かす力、このターニングポイントの後にロシアを寝返らせ、アメリカを戦争に巻き込み、勝利することになったのだ。

 日本にもチャーチルが必要である。安倍首相を大切にしないといけない。