2020.10.24 米国に敗れた日本の運命は、今川家なのか、徳川家なのか?

■今川家の先兵にされた徳川家

 今川家に吸収された徳川軍団は、第一線で戦わされた。戦うのは嫌だ、なんて選択肢はなかった。なんとか使われながら、生き延びて、再び独立する機会を待った。実力をつけていった。

■戦いを嫌がった今川家

 織田家に敗れた今川家は、闘いを嫌がった。この腑抜けぶりを見た同盟国は、武田も北条も、徳川も、裏切って我先にと今川家の領土を奪っていった。

 アメリカに負けた日本は、今川家なのか、徳川家なのか。

■戦後日本の選択(吉田茂路線)、は合っていたのか

 アメリカの支配下に落ちた日本は、アメリカが押し付けた憲法を盾に、戦いを拒否した。軍を持つこと、核兵器を持つことを要請されながら、拒否した。アメリカは日本を見捨て、中国とともに歩もうと舵を切った。今川家に似た姿勢を見せる日本は、歴史と同じならば、中国、ロシア、アメリカ、朝鮮に切り取られていくことになる。戦後日本の方針を決めた吉田茂の判断は正しかったのか。アメリカを一時的に出し抜いて発展しようとしたが、今では、憲法を有難がり、守ってもらうことしか考えない国になってしまった。

 本当の日本の独立を求めた人物たちは、吉田路線勢力によって、マルクス主義勢力によって、隅に追いやられてしまった。吉田首相や竹下首相など、社会党などの反戦勢力の動きは、実はありがたかったと語っていた。米国のフェイク・嘘・罠を逆にしばらく利用してやろうとする考えの元には、タイミングを見ての独立の夢があったはずではないか。しかし、日本の独立のために考え・動ける人材は、すっかりいなくなってしまった。動き始めた中川正一は、謎の自殺を遂げた。彼の意志を引き継がんとした安倍首相は、今、何を考えているのだろう。

マルクス主義者=反日勢力(教育界、メディア)

 戦後日本にはびこっていたマルクス主義者(共産)は、公職追放されて、教育界とマスコミに行くしかなかった。彼らはいろいろ言うが、権力はないと、軽んじてほっとかれた。しかし、ほおっておいたこの毒は、じわじわと日本を蝕んでいった。反日の急先鋒。教育界、マスコミ、野党が組んで、日本を貶めることばかりやっている。

 この毒を嫌がって、政治家たちは腑抜けになり、大事なことを言うことも行動することもできなくなり、道を踏み外す心配が増大している。