2022.9.17 ナポレオン戦争で、欧州はロスチャイルドが支配者に。
■恐るべき征服民族ノルマン人
北方ゲルマンのノルマン人が北フランスで定住した地域がフランス・ノルマンディ公国。このノルマンディ公国の庶子が、イングランドを征服。イングランド王になる。
(1066年、ノルマン朝の始まり。1000年近く続く王国で、日本に次ぐ歴史。)
ノルマンディ公国の一派が、イタリアに侵攻、南イタリアを征服し、シチリア王国を建国。
征服が繰り返されてきたイングランドではあるが、一応ノルマン人王族によるイングランド支配が長期安定している、と思われている。
■1815年、ワーテルローの戦いで、英国王室に代わってロスチャイルドが支配者に。
1815年、ワーテルローの戦い(ナポレオン戦争)で、イングランドは勝利した。しかしながら、実質的に勝利した者、それがロスチャイルド家であった。この戦いで、多くの資本家たちの資産が、ロスチャイルドに移ることとなった。王族貴族、資本家たちが疲弊し、弱体化する一方で、ロスチャイルドが資本を独占することとなった。イギリスの債券市場の62%を所有。自己資産は2500倍に増えた。
■1815年、ネイサン・ロスチャイルドの言葉
「大英帝国を統治する傀儡の王など誰がなってもかまわない。イギリスの貨幣供給を掌握するものこそが、大英帝国を支配するのだ。」(その後、彼らの一族がFRBを作り、BISを作って管理している=米国を支配し、今では世界を支配している、ということ)
■正統な英国王室の継承者を名乗るジョセフ・グレゴリー・ハレット氏
「1815年、英国王室は事実上破綻した。繁殖権と引き換えに、資金提供を受け、ロイヤルの血統はロスチャイルドに変わった」と発言。※繁殖権=血族となること。
1820年以降、ヨーロッパにはただ一つの権力しか存在しない。それは、ロスチャイルド家だ。
■1822年、神聖ローマ帝国・ハプスブルグ家(ヨーロッパ最大の名家=ゲルマン族)より、男爵の称号を得る。
■2021年、NHK-BS「女王とクーデター」世界のドキュメンタリー
1953年、イラン・モサデク政権を米英がクーデターを起こして倒す。モサデク政権は、石油の公有化を実行しようとしていた。CIAやMI6は、パーレビ国王を支持するクーデターを工作した。
2009年、オバマ大統領は、自作自演のクーデターを公式に認めた。
■1920年、王立国際問題研究所(RIIA)創設。
イギリス・ロスチャイルド&英国王室のシンクタンク。チャタム・ハウスとも呼ぶ。
外交問題評議会(CFR)。米国のシンクタンク。ロックフェラーの国務省と呼ばれる。
英国王室の下にRIIAが置かれ、その下に、CFR、各種エネルギー企業、三極委員会、ビルダーバーグ、米国メディア、米国政府機関、国連、ローマクラブ、NATO、米国大学、米国シンクタンクを管理する。
■中央銀行
1668年、世界最古の中央銀行が、スウェーデン、リクスバンク。(民間)
1600年頃、ゴールドスミスノート(金の預かり証)
これをまねて、イングランド銀行が、銀行券(紙幣)を発行した。
中央銀行の目的
1.通貨価値の安定
2.金融システムの安定
3.戦費の調達
1598年、アンリ4世、ナントの勅令。
1685年、ルイ14世、フォンテーヌブローの勅令。
ナントの勅令を破棄、改宗のための拷問。裕福なユグノー資本は、オランダ・アムステルダムやイギリスに逃亡。
1694年、W・パターソンがイングランド銀行を設立。
金を集めて、国王に貸し付け。出資者の10分の1がユグノー、理事の3分の1がユグノー、初代総裁がユグノー。国王との関係で力をつけていく。
1946年、国営となる。
ロックフェラーの祖先は、フランス・ユグノー。ユグノー資本やロスチャイルドのバックアップがあって、成長発展してきた。
不況、バブル、戦争、混乱のたびに、中産階級の資産が仕掛けている資本家に吸収されている。