中田敦彦&佐久間D 対談 「メンツ地雷を踏まない」

■佐久間Dのすごいところ

1.クリエイティブ。(モノづくりのアイデア

 関西芸人(ダウタウン流派)は、個人の才能・ルールで面白くする。これにに飲み込まれないように、埋もれた才能ある芸人を組み合わせて、化学反応を起こさせる。勿論、保証の仕掛けは用意して。涙選手権、キス我慢選手権、マジ歌、など。

 通す企画書は何か。イメージできやすい論理的な企画書を作ること。通る企画書、没になる企画書を徹底的に研究。誰がからんだ企画書なのか、誰にでもイメージできる企画書なのか。誰もやってないブルーオーシャン企画なのか、レッドオーシャンなら統計の数字という根拠を示す。

2.営業力を強化(経済力)

 面白い番組が、スポンサーやお金がないことで終わってしまうのを見て。DVD化やイベントなどで収益を自分たちで支える仕組みを考える。

3.調整力(敵をいかに中立の立場に置くか)邪魔をさせないようにするか。

 中田や西野がない物。実際7割片が味方のふりして敵。仲良くしようと思ったが無理だった。だったら、人質交換のような同盟を結ぶ。形だけの同盟。それでも、破られることは覚悟のうえで、メンツを立てて、守ってるふりをする。婚姻という名の人質。

 何かをやる前に、話を入れ、手土産を持って行っておく。これだけで、まあ今回は邪魔しないでおく、となる。嫌いだったけど、礼儀とか挨拶とかって武器なんだなって早めに気が付いた。一番人が怒るときのセリフ「俺それ聞いてないんだけど」

 面白いと思えることを世の中に出すために、障害を外す作業が、経済力をつけること、敵を封じ込めること。だった。

 言ってることは正しくて素晴らしいのに、やろうとしてることは可能性があるのに、礼儀やメンツを考えずに、強引に終進もうとして、物議を醸し、敵をたくさん作ってバッシングされてきたのが、西野や中田だった。

「ずるい仕事術」(佐久間D)

 NHKのディレクターから、最近3人の若手Dがここじゃ仕事が出来ません、やめますと言われた。3人に佐久間Dのこの本をまず読めと渡したところ、やめるのをやめたという話があったとのこと。

テレビ東京をやめた理由。

1.現場を続けたい。

 えらくなる前に辞めよう。えらくなると管理の仕事が増えて、現場の仕事が出来なくなる。

2.テレビ局にいたんじゃ受けられない仕事をいろいろ舞い込んできた。

 YouTubeやネットフリックスなど多様な媒体の仕事も受けたかった。

 

 世界に飛び出した日本発の企画(サスケ、料理の鉄人(各国の演者でリメイクされる))を生み出したい。