2022.2.6 岸田政権、不安でしかない

■安倍政権を振り返る。

 安倍政権は、「長期にわたった国益を守る」「強い揺るがない日本の為に戦う」政権だった。強くなる日本に警戒する勢力は、安倍政権を批判し、攻撃してきた。だから米国、オバマ民主党政権に無視された。中国、韓国、ロシアに警戒され、その工作として、マスコミによる安倍おろしが吹き荒れた。二次安倍政権では、真っ先に共和党トランプ政権に駆け付け、強固な関係を築き、米国会で、日米の絆演説で日米関係を強固なものにした。ロシアに手を差し伸べ、北朝鮮、韓国にも手を差し伸べ、和解できないようならと、そういう態度で対峙した。インド、フィリピン、東南アジア、英国、EUとも関係を築き、外交の力で、日本の地位を安定化させた。駄々っ子のようなマスコミにも根気強く、それなりの誠実さで接した。

■岸田政権は、というと。

 「敵を作らない」「争わない」「信念でなく、バランスをとる」政権。「非安倍」「安倍が戦った中国、韓国、北朝鮮とも仲良くする」政権。「非安倍=官邸主導でなく、官僚主導」「財務省増税」政権。

■岸田政権のコロナ対応。

 「尾身、脇田、岡部(厚労省、医師会の利益しか考えない)体制」。これらはまともな判断をしないとわかっていたので、岸田政権は、当初、これとは別の組織を作ろうとしていたとのこと。ところが、医師会や厚労省とけんかするとなると、自分の政権維持のリスクが生じる。うまくいけば3年持つ(ので、争わないことにした)。少なくとも、参院選までは現状維持で、彼らを引きずりおろすことなく責任を丸投げすることにした、とのことである。