一宮西病院・整形外科医・巽一郎医師のお話

■足腰が悪くなる原因は、脊椎のゆがみ。

そして、その原因は、腹筋の弱さ。では、腹筋をどう鍛えたらいいのか。イスに浅く座り、臍の上に手を押さえへこます、尻穴をギュッとする。食事前にちょっと行うだけで効果あり。とのこと。

■膝の痛みをとる。

イスに座り、片足を浮かせ、ぶらぶらする。それだけ。これで、潤滑油、軟骨が成長する。グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲンなんか飲んでも、ただ排泄されるだけで効かない。(そうなんだ!ショック!本当?でも、成長するための栄養は必要だね)たんぱく質が大事。フリフリ体操。

イスに座って足を伸ばす、足首を返して足裏を丸める(5秒)。これを両足やれば十分。

■歩き方。

O脚の人は小指で歩く。踵から着いて、親指で地面を押す。歩き方で、足が治る、痛みがなくなる。

■手術。

おじいちゃん・おばあちゃんになっても、骨を折って引っ張ると、骨は成長して固まる。元の原因を治すと、手術しなくても治る。人工関節を入れたら、スポーツは禁止させていた。人工クッションの摩耗が激しく、25年持たないから。しかし、15年でダメになったら入れ替えればいいだけのことだと、今は思うようになっている(患者と向き合ってきて)。

■風邪。

アデノウィルス、コロナウィルス、インフルエンザ、みんな風邪。なぜ冬場に流行る?空気が乾燥して、ウィルスが空中に舞いやすい。どこに入ってくる?まずは鼻粘膜。人体はどうするかというと鼻水でキャッチして外に流す(鼻水)。そこを突破すると、肺にきて肺水となる。人体は、それを咳をすることで外に出す(咳)。さらに入ってきたウィルスは、血液がウィルスを退治する。ウィルスは、血液の少ないところに逃げる。そこは、関節。関節の節々が痛くなる。神経も血液が少ない。何か皮膚が敏感、変な感じになる。(皮膚と関節がおかしいと感じると、俺は、たいてい発熱する)その通り、発熱することで、逃げ込んだウィルスを退治する。(鼻水、咳、発熱が風邪ウィルスを退治する)市販の風邪薬は、人体の自然の動きを止める。風邪を治す動きの邪魔をしている。ギランバレー症候群、排除できなかったウィルスが関節や神経などに住み着く状態。