2019.02.02 邪馬台国

 百田の邪馬台国=九州王朝説、自分の意見とほぼ一緒。天皇の名の「神武天皇」「崇神天皇」「応神天皇」の「神」の名がつくのは、王朝交代時の最初の天皇ではないか、という百田の指摘は興味深い。倭の五王について、天皇を誰に当てはめるか、諸説あるが、百田は納得していない。

 古田武彦説の九州王朝説、を自分は支持する。黒岩重吾か忘れたが、法隆寺聖徳太子=九州王朝説もずっと気になっている。法隆寺は九州から運ばれてきたという跡があるということだ。北九州の地名と奈良の地名が一致しているという話も面白い。「日出国の天皇が」の国書を出したのは噴火する山の近くにある邪馬台国のタリシヒコである。つまり、中国の文献に出てくる国は大和朝廷ではなく、九州連合国(王朝)の邪馬台国である。と自分は考えている。