2022.4.28 CIAの話(林千勝)

■CIAはディープステートが作り、米国大企業(国際金融資本含む)を儲けさせる。

 CIAとは、1947年、トルーマン大統領が設立(そうだったんだ、意外と遅い)。戦時中の情報部門がOSSで、それがなくなったけど、平時でもそれを引き継ごうとしたが、議会は、そんな工作機関なんていらないんじゃないかと反対し、できることを制限された。5代目のCIA長官が、アレン・ダレス。(1953年)アレスは、大統領や議会の承認を得ることなく、CIAとしての目的と活動を次のように決め、動き始める。(国家の検証や決定に関係なく、勝手に(誰かの指示で)動き始めた)=国際金融資本、ディープステート。国家の利益のために、危険な他国の人物を暗殺したり、工作活動(不正選挙工作など)を行う。国家の利益とは、大企業を儲けさせること、としている。(つまり、国際金融資本が、大企業にお金を提供するので、その活動のために働く諜報・工作を行う。)大企業とは、主に、石油などの資源メジャー軍産複合体の企業群。戦争・工作を行って、資源を奪い取り、戦争で儲けさせることで、国際金融資本も一緒に大儲けする。アレン・ダレスCIA長官の根回し・工作によって、議会の予算審査の対象から、CIAを外させた。また、当時のアイゼンハワー大統領は、フォスター・ダレス国務長官とアレンダレスCIA長官の兄弟に外交政策をすっかり任せた。(フォスターダレスは、ロックフェラー財団の顧問弁護士を長いこと努め、理事になっていた)(つまり、ロックフェラー財団の利益が最優先)結果、世界各地でCIAはクーデターや紛争を引き起こし、時に米軍を派遣して、世界中をひっかきまわし始める。(現在に続く)(つまりダレス兄弟は、米企業が世界ビジネスで勢力を拡大し、支配者となるために働き続けた)(忘れたけど、アイゼンハワー大統領が、やめる時に言った言葉があったんじゃなかったっけ。マスコミと教育界と軍産複合体に気を付けろって。(元陸軍の軍人。私企業に振り回された。)

■CIAおよび裏の勢力を封じ込めようとするケネディ大統領。

 1960年からケネディが大統領になる。ケネディは、CIAを毛嫌いしてつぶそうとする。ダレス長官を首にして、各国のアメリカ大使にCIA活動の監督と報告を求めて、封じ込めた。「我々米国政府は、私企業のために金と力を奉仕するべきものではない。」(米国の金と力は、国家と国民のために使うべきだ)(つまり、国民のための金が世界各地の工作紛争などに使われ、米国軍人の血の犠牲のもとに軍産複合体や資源支配企業、国際金融資本だけが勢力を拡大していくのはおかしいし、止めなくてはいけない)