歴史の基準を見直す

 歴史というと国家単位でみることが多い。なぜ?力がある?動員力、税収がある?同様なものはないか?組合、教会、馬賊などの集団、地域の権力者、支配一族。だから、宇山卓栄は、宗教から歴史を紐解いたり、王族で紐解いたり、民族で紐解いたり、した。まだ、読んでないが、産業支配の歴史だったり、金貸しの歴史だったり、情報支配の歴史というのもあるかもしれない。今みたいな、国家を下に見る権力者がいるなら、その動き、歴史を知らなくちゃいけない。そもそも欧州では国家、宗教、貴族、フリーメーソンという多重権力構造があり、権力構造の戦いがあったのではないか。