2022.1.14 辛坊治郎、宮沢孝幸さんの流行り病についての対談

感染症をワクチンで撲滅できたのは歴史的に1件のみ(天然痘)。

 歴史的に見れば、共存するしかなく、自然と共存の方向に行く(人間の力ではなく)。致死率の高い病気は感染する前に宿主を殺してしまい、広がらない。必ず、病気は弱毒化して感染することによって、病気は生き残ることができ、人間は、一時的な体調不良を経験するが、免疫をつけて生き残る。

 歴史的に見れば、スペイン風邪のように5回くらい流行りの山があり、2年位で普通の風邪となる。ということで、弱毒化した感染力の強い変異株が発生することが、コロナの終息のしるしとなる。つまり今回のオミクロン株が新型コロナ騒ぎの終結を意味している。

■オミクロン株は、ワクチン製造グループにとっての最悪の敵。

 別の見方をすると、このオミクロン株は自然発生した最高のワクチンであり、ワクチン製造企業にとって、許せない存在であり、不都合な真実である。自分たちが半永久的に作りこみ、世界に張り巡らせた集金システムを、自然が勝手に壊しにかかっている、ということだ。ワクチン製造企業からすると、このオミクロンは、優秀なワクチンであり、超高速のワクチン接種をもたらしている、と見れる。

■ワクチンとは。

 ワクチンとは何かというと、元々弱毒化したウィルスをわざと摂取するというもの。(生ワクチン)ところが弱毒化したはずのものが強毒化することがあり、ワクチンによって、逆に病気が流行するということが歴史的にたびたび見られている。そのため、不活化ワクチンなどが出来、さらにRNAワクチンという、ワクチンと呼べないものまで作られてきた。インフルエンザでもそうだし、今回のコロナワクチンでもそうだが、ワクチン接種によって、ウィルスを放出し(エアロゾルの増大)、ウィルス感染を拡大するという、研究データも見られている。ワクチン接種率と新型コロナ感染の曲線はきれいな相関関係を示している。ワクチン接種直後の死亡率も極端に高くなっている。(BMJという英国の医療ジャーナルがいろいろなデータやグラフを公開していた、今でもそのデータが見れるかどうかはわからないが)

 自分の職場では、ワクチン接種者は「できれば翌日は休んで様子を見てください」と指示を出しているが、これは本当に正しいし、安心する。「大丈夫です、熱もなく仕事をします」と出てくる職員がいるのが、本当に危険だと感じていた。しかも、打ってきたと言って職場に来て、咳をされると、「ふざけんな」と心の中で思っていた。しかしながら、そうやって警戒してきたのに、自分の子供が摂取した翌日、夏休みの宿題が終わらないと泣きつかれ、丸1日、マスクなしですぐ近くで一緒に宿題に取り組んでしまった。