2022.7.11 参院選、大きな潮流起こらず、ちょっと期待外れ。残念。

■7/10参議院選挙。

 昨日、参議院選挙が行われた。意外と大きな変化は見られなかった。ちょっと拍子抜け。大きな流れ、潮流はできなかった。

改憲の動きを望みたいが、期待できない岸田。

 産経、読売は「自民大勝、改憲過半数」の見出し。でも、リーダーの岸田、および支持グループは、改憲の動きなんかしなさそうだ。本来だったら、この結果を受けて、安倍が改憲圧力を岸田にかけていく展開だったと思う。しかし、安倍が暗殺され、安倍グループ、愛国者改憲勢力は、核を失ったと見ている。新たな安倍の後継者、リーダーが台頭してくれることを望む。

■急進左派の野党、急進左派の朝日新聞、現実を認めない。

 ちなみに朝日新聞は、野党目線のタイトル「〇〇vs〇〇」「この結果をもって少数の意見をないがしろにしてはいけない」などと宣っている。社民党も、多くの支持があり、この声を大事にしなければならない、と言っていた。ギリギリ1議席(福島党首)滑り込みで確保できただけなのに。これが民意だと、認めようとしない、「反日勢力の野党と朝日新聞」。多様な声を認めず、自分以外の意見を抹殺しようとしているのが少数野党であり、朝日新聞である。

■期待・焦点は、新しい保守勢力の台頭だった。

 百田尚樹が今回は自民党に入れない、岸田の動きに抗議すると言っていた。茂木誠も今回は岸田・自民党に入れないと言っていた。しかし、変化を起こせない泡沫候補には入れても仕方ない、変化を起こしそうな、一番ましな候補に入れる、と言っていた。そう、今回の選挙の焦点は、左翼勢力でなく、新しい保守勢力の台頭への期待だった。自分も安倍グループには頑張ってもらいたいが、岸田・自民党には入れたくなくて期日前投票した。

■ダメだったか、残念!自分の2票は!

東京選挙区。

 及川幸久(幸福実現党)さん、17位で落選。2万3000ちょっとくらいしか取れなかった。自分の中での人物信頼度評価はトップクラスなのに、一般的な認知度が低いということか。ユーチューバーが街頭演説すると、多くの人が集まるのに、それが票に結びつかないんだ。確かに、自分もYouTubeを見て政治に興味を持っていなかったら、幸福実現党?怪しい、及川幸久?知らない、になっていたかもしれない。でもありえないよな、元おニャン子生稲晃子(自民)が61万6000票で5番目で議席を獲得。人間の能力としては及川さんにはるかに及ばないし、何も考えてないんじゃないかな。たぶん世界の動きも、今後の日本をどうするかについても、知らないし、考えも及ばないんじゃないかな。

比例。

 黒川あつひこ(NHK党)、6200票でN党4位。ガーシーこと、東谷義和(N党)が7万6000票越えでN党1位で議席獲得。こいつは、海外逃亡中。国会開会中は不逮捕特権があるから日本に戻ってくるらしい。黒川の顔としゃべり方、最悪だもんな。すごくやばいやつって感じで、嫌悪感を感じさせる存在。ただ、こいつの調査、分析能力、意見をずっと見ていると、面白いと思えてくるんだけどな。

■よくわからん、比例の仕組み。改善してほしい!

 比例。よくわからないよな、この仕組み。個人名の票数に関係なく、党が決めた順位で、当選するのって、違和感あってわかりづらい。得票順の方が、シンプルでわかりやすい。さらに言うと、落としたいマイナス票という制度も、作ってほしいと、昔から思っていた。どんな得票数だろうが、党が偉い人を順位上位にしてしまう。本当に嫌だ。ある地域では知名度が高くて人気があったとしても、他の地域の人間からしたら、とんでもなく悪いやつだと認識していても、当選してしまうのは許せない。裁判長選挙のような、落としたい人を6名以内で記載してほしい、という紙があってもよい。

■各党の戦略について

 自民、維新は、タレント(有名人)を集めてんなあ、と同時に、タレントもどの波(政党)が自分を高く持ち上げてくれるかを考えてんだろうな、って思った。れいわやN党は、党首がエネルギッシュでアピールが上手、ここに水道橋博士やガーシーと言うこれまた癖の強いタレントが結びついた感じかな。参政党は、一瞬、ちょっと風が吹いた感じがしたが、武田邦彦さんや松田学さんなどのそれなりの頑張っている人の得票が党首の神谷さんを当選させた。一方で、神谷さんの意見の矛盾や揺れ動き、付き合う団体など、それが得票に結びつく一方、黒川敦彦さんや竹田恒泰さんの非難をあびることにもなった。当選はしたが、なんか怪しく感じられて、そういう目で見ていくことになりそうだ。日本ファーストの桜井さんは今回あまり目立たなかったなあ。黒川敦彦さんはN党幹事長として頑張っていたし、その言動は面白かったが、残念だった。及川さんは、みんなに知ってもらって、政治の世界で頑張ってもらいたいが、どうなんだろう?及川党にして、もっといろんな人とコラボして、大きな勢力にしてもらいたい。幸福の科学のイメージ、宗教のイメージを払しょくすることはできないのだろうか。

 くにもり、は水島社長と呼ばれている人が、残念。わかっているような、国士のような感じを出しているが、個人的にダメ。他の人の話をもっと聞きたいのに、この人がしゃべりすぎる。話に入ってきすぎている。この話の批判の相手は水島さんも入っているんじゃないのかなと思っていると、「そうなんですよね」と自分のこととは思わない。口ばっかりで、やってくれる感じが全くしない。