2020.11.29 米国政党の成り立ち。

■米国政党の成り立ち。

共和党=米国北部・工業地帯=機械化=英国に対抗したい=関税をかけ産業を守りたい。

民主党=米国南部・農業地帯=奴隷の労働力・白人は豊か=英国貿易システムの一部でよい=関税はかけない。

 リンカーンが大統領に選ばれ、高関税、保護貿易主義、英国との貿易戦争を選ぶと、(現在のトランプ政権と同じ)南部州は、米国連邦から離脱を決め、英国との貿易システムの一部として生きることを決定。(現状で十分豊か)

 北部州としては、米国が分裂することは、英国の植民地になり下がること、として、認められなかった。どんなことをしても、米国の統一、英国の介入を排除したいという2つの目標を掲げる。暴力という手段しか、引き留める手段が見つからなかった。(南部にとっての既得権益は手放したくない)

 そこで、南部のシステムである奴隷制植民地主義)を非難する苦し紛れの運動を開始する。北部の人間にとっても人種の平等なんてこれっぽっちも思ってない。しかし、奴隷制はいけない=人は平等などと、矛盾を抱える理念を前面に押し出す。「奴隷制度反対」の理念は、英国、仏国の介入をしづらくさせた。北部・共和党も内部で分裂の危機をはらむ。だれもが、白人優位を信じ、人種差別意識を根強く持っているからだ。黒人と同じ平等なんて決して許されないと反発した。しかしながら、この嘘だらけの理念を打ち出さないと、英仏の介入を止められないとリンカーンは信じた「人民による人民のための人民の政治」スピーチは誰も聞いていなかった。後から、取り上げられ、米国をまとめるための材料にされた。

民主党は、資本主義で、グローバリスト、利権主義、差別主義(奴隷支配)。国なんてどうでもよい。世界の経済システムを大事にして、それに従う。

共和党は、独立主義、保護主義、強力な英仏影響の排除、反差別を訴えたが差別主義。国が大事で、国防が大事。自国を守るため、関税をかけ、軍事力を高める。カソリックの影響を排除し、欧州金融勢力を排除し、英仏の軍事力を排除したい。その中で、人民は自由に縛られずに生きられる権利を持つものとした。

民主党は、世界に介入し、経済システムに取り込もうとしてきた。(他国介入主義)世界中に利権を増やし続けたい。(ウィルソン大統領の国連構想=白人による世界支配体制の構築)

共和党は、強国に介入しない、だから、誰も米国に介入するな政策。(モンロー主義)米国を軍事的に脅かすものをつぶさないと安心できない。(レーガン大統領によるソ連圧迫)ブッシュによる、イランイラクの軍事力強化封じ。

■スーパーウルトラ金持ち層

 スーパーウルトラ金持ち層は、共和党にも金をばらまいているが、民主党のタニマチになっている。民主党にとっては、貧乏な庶民が増えると支持者が増える。だから、移民という奴隷層を受け入れる。彼らに施しをあげて支配するという体制が必要。トランプは、黒人もヒスパニックもみんな豊かになる国にしている。これは民主党に不都合なので、大量の不法移民を流入させていきたい。

■共産化する米国

 中国は、共産党による独裁。言論の自由はない。香港は、選挙させてもよいが、候補者は共産党が決めるので、人民がなってほしい人は選ばれない。ソ連・ロシアは、選挙制度を整えたが、共産党が選挙を管理しているので、ブラックボックスとなっている。米国は、民主主義の国と思われていたが、マスコミによる、言論統制があり、企業もコントロールされ、労働者にも圧力がかかり、思想・言論の自由が亡くなった世界になりつつある。

 米国は、すっかり、中国、ソ連と同じ国になりつつある。支配者は、共産党ではなく、スーパーウルトラ富裕層(ディープステート)である。彼らはグローバリストであり、差別主義者であり、暴力革命主義者である。王族や宗教団体やグローバル企業や国際金融資本家のグループである。

 007シリーズでは、メディアの支配者が世界の支配者という話もあったが、スペクターというグループでもある。彼らは情報と軍事、諜報機関を持っている。CIAやMI6、KGBモサドは国に所属しているように見えるが、彼らの機関でもある。恐ろしく巨大で闇の組織として、誰も手が出せない存在が、今、姿を見せつつある。

 だからこそ、彼らは、自分らの姿を暴こうとしている、抵抗勢力を叩き潰そうと無茶苦茶な行動に出ている。(トランプ、安倍、プーチン習近平を叩き潰したい)

■ディープステートの今後の計画

 ディープステート(フロント=メディア、民主党)は、無理やりバイデンを大統領に据えるが、短期間でお役御免にして、カマラ・ハリス(過激左派)を据えるのが、本来の目的。

 愛国主義者のプーチン習近平、トランプ、安倍は、ぎりぎり踏ん張っていた。しかし、安倍が倒れ、後継の菅が首相となったが、側近がディープステート系。ディープステート系の情報にそそのかされて、決定してないのにバイデンに祝意を伝えた。さらに、中国系の情報にそそのかされて、RCEP(中国経済圏構想)に参加を表明した。反米の動きに突き進んでいる。この危険を、本人は自覚しているのか。馬鹿なのか、それともそういう自覚の元、安倍と違う路線を選んだのか。

 大統領選に、工作をしたとされる中国でさえ、正式に祝意はあげてない。中国とともに大統領選の状況を把握しているロシアも「まだ決まっていない」と動かない。隣国のメキシコ、親米のブラジルも、祝意は保留している。

 ディープステートに操られている、トランプ嫌いの欧州首相が真っ先にバイデンに祝意を上げたら、菅首相もそれに続いた。

 

■国連は完全に中国の支配下

 一国一票として、アフリカとアジアの票の大部分を押さえていて、アメリカが国際協調だと戻ってきたところで、全ては中国の意見で動いていく。アメリカが起こした中国批判は、国連の投票で否決されてしまった、とのこと。欧米の票より、アフリカ50国(票)でひっくり返せる。